資格の準備
資格の勉強方法の選択
資格の勉強方法は人それぞれです。ご自信の肌にあったものを選択すればよいでしょう。しかし資格においては、それ相応の投資が必要になるのでご自身の経済環境と相談していただくしかありません。自分にとってその資格がどれだけ重要なのか、どのような動機付けをしているのかをもう一度見直してでじっくり考えてみて下さい。
- 予備校で資格に挑戦
資格合格への最も確実な方法はやはり予備校でしょう。学習のペースメーカーとなり、いつでも疑問点を質問でき、そして何より情報収集の手間がないことが最大のメリットでしょう。要は、日程なり教材なり何もかもその予備校を信じてやれば良いのですから、こんな楽なことはありません。ただし、資格の種類によってはその受講料はとても高価になります。でも、ここはひとつ将来の自分に対する投資と考え、ここであまりケチるべきではないと思います。学生ならば親からの援助、勤労者ならば国金や教育ローン、失業者ならば教育訓練給付制度などを積極的に利用しましょう。
- 通信講座で資格に挑戦
通える予備校が近くにない場合などは、是非通信講座をご利用下さい。予備校と異なり、通学する時間がなくても好きな時間に資格の勉強ができるのが魅力です。しかし、一度教材が溜まったりペースが遅れれば、それを取り戻す精神的負担は意外に大きいものです。自分自身を律することができる高い動機付けのある人向きといえるかもしれません。
- 独学で資格に挑戦
独学最大のメリットは、なんといってもお金がかからないことと、好きなように勉強できることでしょう。しかし、独学は自由度が高い反面、情報収集の点においては最も苦労するし、自分を律することができなければいつまでも合格できない可能性があります。しかも法律系の問題集や参考書は、必ずといって良いほど何箇所か間違えています。これはもうどうしようもないので諦めるしかないのですが、独学派の人間はこの間違いのせいで理解に苦しんだり、法改正を知らずに改正前の内容を一生懸命覚えたりしてしまいがちです。したがって、独学の方は資格の情報収集とスケジュール遂行の2点に細心の注意を払う必要があるといえるでしょう。
- 資格の合格率
合格率は、他の資格との比較で参考になる値ですが、全然勉強しないで受ける人(記念受験)や、来年のために受ける人などがたくさんいるため当てになりません。過去問などやることをきちんとやって、自分が納得できるまで勉強すれば必ず道は開けます。合格率が低くても、受かるべき人は受かるのです。要は自分との戦いです。
資格の情報収集
敵を知らずしては戦えません。古い問題集や過去問、法改正前の六法では誤った情報が載っている場合もあります。そうなれば、もはや試験を受ける前から相当なハンデを負うことになってしまいます。目指す資格の仕事内容、試験の概要、勉強教材など常に最新の資格情報を入手しなければなりません。
- インターネットで情報収集
世の中はネットのおかげで随分便利になりました。しかし実際この便利さをフルに活用できている人はそれほど多いとも思えません。かくゆう私も、やっと最近になって検索のコツを覚え、ブックマークが宝物と思えるようになったぐらいです。とにかくネット上ではありとあらゆる情報が最新の形で飛び交っています。重要なのは、いかにそこから自分にとって有益で正しい資格情報を抽出できるかが決めてと言えるでしょう。つまり、ネットは匿名性が高い上古い情報や誤った情報も氾濫していますので、必ずネットでの情報には条文や書籍での裏づけが必要になってくるのです。手軽さゆえのジレンマとでも言うのでしょうか、この正確性においてはやはり商売でやっている各種予備校にはなかなか勝てないものです。
- 予備校への資料請求
予備校を受験している方は、他のライバルがどのように勉強しているか気になったりします。また独学の方は、前述したとおりにありとあらゆる手段で最新の情報を収集して回らなければなりません。そこで、プロが作った有益な資格情報を無料で収集できるのが、資料請求なのです。試験スケジュールとか、使っている教材とかを確認するのはもちろん、時には無料講座の案内や、改正資料等が無料でもらえることもあります。ここで、予備校に自分の情報(住所等)が漏れたらDMとか来る心配がわく方もいるでしょう。しかし、あなたが挑戦しようとしている資格の世界はまさに情報が命なのです。自分の情報なんてレンタルビデオの会員になった時点でもうとっくに漏れていますし、送られてくるのが予備校からの資料ならば何かしら役に立つというものです。個人情報はむやみに流すべきではありませんが、独学派の方は片っ端から情報収集することをオススメします。
- 疑問点の解消
資格勉強をしていたら、どうしてもわからない事が出てくるものです。そして、その疑問点はあなたが成長する大きなきっかけとなるのですから、必ず解消するようにしましょう。予備校等で質問できる恵まれたあなたは、是非それをフルに活用して下さい。彼らはプロですし、お金もその分払っているのですから使わない手はありません。独学派のあなたはネットの質問掲示板等を活用しましょう。しかし、ネットは無料である反面、言葉ひとつで誤解が生じやすいものです。同じ質問が前に出たものではないか最低1ヶ月分はチェックし、質問タイトルも一見して分かるものとし、質問内容も簡潔に分かりやすい表現にしましょう。また、回答してもらったら必ずお礼の返事を書きましょう。教える人は無料で答えてくれるのですし、何より質問したあなたとのやり取りを楽しみにしているものです。
資格の教材集め
教材を指定される予備校へ通っている方以外は、自分で勉強道具をそろえなければなりません。しかし、初心者のあなたがいきなり最高の教材に出会える確率はそうは高くないと考えます。教材選びに迷ったらアマゾン資格検索で売れている物を買いましょう。なぜならば、ライバルや合格者の多くがそれを使っているからです。しかも、アマゾンなら全国的な書店として販売部数も圧倒的に多く、「売れている」という統計がしっかりしていて、購入者の評価コメントなども載っているからです。最新刊のチェック等もこれで済ませられれば、本屋に行く時間も省けるのです。
- 中古が好きな方へ
資格においては最新の情報が命綱ですが、改正がそれ程ない場合は中古本で済む場合があります。また、実際に合格した人のマーカーの引き方など参考になる場合もあるので一概に中古はダメと烙印を押せません。しかし、先にも申し上げたとおり、何が最新なのか見極めができない初心者は、必ず新しいのをゲットするべきでしょう。お金はかかるけど、誰も触っていない新品を購入すると意外にやる気も出るものですよ。
- どうしても教材を選べない方へ
資格慣れしている方や自分の考え方をしっかり持っている方は、そもそも自分のやり方を貫き通せばそれでよいので、自分の手に取った教材を選べばよいでしょう。しかし、初めて資格に挑む人はそうではありません。正直言えば自分が手に取って一番気に入った教材を選ぶべきなのですが、実際に何が良いかは判断しづらいのが本当のところですし、近所の本屋には選択肢(問題集の種類)がないこともあります。ここで教材を使うのに最も重要なことは、いかなる教材であってもその資格教材を全面的に信用することなのです。これは教材に限ったことではなく、一度決めた勉強方針についても同じことです。コロコロ変えて悩む時間があれば、自分の信じたひとつの方法を貫き通した方が遥かに有効打となるのです。法律系の教材は確かにミスが多いですが、それでも色々と多くの教材に手を広げるよりも、信じた者が救われるのです。
資格勉強の学習計画
どの資格にも共通ですが、資格の勉強は時間との戦いという側面があります。人それぞれの環境の中で、いかに効率的に時間を使えるかが勝負の決め手となるのです。従って、試験本番に限らず、試験勉強においても時間にはこだわらなければなりません。しかし予定はあくまでも予定です。達成見込みがなくなるまで大事に見守るよりも、こまめに現実的な修正を加えていきましょう。計画への達成感が試験日における自信につながってくるのです。
- 年単位で計画を立てる
試験は一度で受からないことがほとんどです。自分の環境に照らし合わせて何回まで受けるのか、年単位で大まかな人生設計を立てて下さい。もちろんなるべく短期の合格を目指して勉強すべきなのですが、費用や時間など無限ではありませんので挑戦期限を設けてください。
- 月単位で計画を立てる
学習計画で最も重要な所はここです。各種予備校のスケジュールや試験のレベルに考慮しながら、月単位の計画は大まかでも最初に作れるはずです。そして最初は、気負っている分結構綿密な計画となるでしょう。逆に言えば、この厳しい計画をクリアできれば合格に一歩近づくといえるでしょう。
- 週単位で計画を立てる
週計画を立てるときは、1〜2日分は予備日を設定して、サボった日をその週のうちに取り戻しましょう。勉強時間を記録して友人と競うのも良いかもしれません。
- 一日単位で計画を立てる
私は一日単位での計画はたてませんが、その日やる分を一時間毎に分割して配分するようにしています。ただ漠然と過去問を解いていくより、何時までに何ページやると決めた方がやる気がでますよ。
計画維持のコツ
- 煮詰まったら合格体験記を読む
私は、今書いているこの文章をはじめ、合格体験記などを読む時間があるなら、一問でも多く過去問を解くべきだと思っています。自分にあった勉強方法は自分で探すのが一番だからです。他人の意見に惑わされてはいけません。しかし、人間というものは常にそんなに強気ではいられません。そこで、成績不信のときや自分にどうしても自信が持てないときは、合格体験記などでやる気を引き出すことをオススメします。ちなみに私は、自分の都合の良いところだけを拾い、自分のやり方が間違っていないことを再確認するような都合の良い読み方をしています。
- 勉強に飽きた人へ
人間そんなに強い生き物ではないため、いつか勉強に飽きてくる時があります。そんなときは無理してやらないで思い切って遊ぶのがミソです。ここで、罪悪感を感じながら遊ぶようではストレス解消が達成されないので注意をしましょう。また、一日では済まない遊び(ロールプレイングゲーム)や新しい試み(ホームページ作成)は避けた方がよいでしょう。何事も中途半端ではなく、メリハリが肝心なのです。
- さぼり癖がついた人へ
遊びモードから勉強モードに切り替えるのが、なんといっても難しいですよね。日がたつほど取り返しがつかなくなって、遅れた分を取り戻そうと必死になっても、気持ちがますます机から遠のいてしまいます。そんなときは、またゼロから勉強をするつもりで、初日は10分間だけ勉強をするようにしましょう。10分間だと何か物足りないかもしれませんが、毎日10分ずつ増やしていく方法で毎日コツコツ積み重ねていくのです。
- 机に向うと何かと色々考えてしまう人へ
考えは、頭の中で巡るとどんどん大きくなってしまいます。そんなときは、いっそのこと考えを紙に書き出してしまいましょう。紙に書くことによってとりあえずスッキリするし、勉強が終わった後からでも作業が継続できます。また、毎回机に座る度に余計な事を考えてしまう人は、勉強開始前に目覚まし時計をセットして机から離れた所に置き、5分程度の瞑想をしましょう。瞑想と言ってもただ考えたいことを空き放題考えるだけですが、瞑想後に目覚ましが鳴りあなたが一旦机から離れて目覚ましを止め、そして再び机に戻ったときにはきっと勉強モードに突入していることでしょう。
ダブル受験のすすめ
1年以内に2つ以上の資格を目指すことをダブル受験と私は勝手に思っています。それはどんな資格でも構いません。このダブル受験においては、2つの事を同時にこなすという器用さと、頭の切り替えが必要になってくるのです。しかし、あなたが独立したときやあるいは会社で働く時に、2つ以上の事を同時にこなす場面はしょっちゅう訪れるのです。ですから、資格においてもこの苦難は乗り換えなければならない壁ともいえるのです。当然、学習環境によりますので無理強いはできませんが、敢えて自分に挑戦する意味合いでもダブル受験にチャレンジしてみてください。
- 法律系資格
- 弁護士、司法書士、行政書士、法学検定、ビジネス実務法務検定
- 不動産系資格
- 不動産鑑定士、土地家屋調査士、測量士、宅建、マンション管理業務主任者
- 会計系資格
- 公認会計士、税理士、簿記1級,2級,3級、ファイナンシャルプランナー